ここでは、JMeterの概要、インストール方法について解説します。
- 実行環境
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- ・WindowsXP Home Edition
- ・J2SDK 1.4.2_04
- ・JMeter 1.9.1
概要
JMeterは100%ピュアJavaで開発された負荷測定ツールです。HTTPリクエストだけでなく、FTP、JDBC、Java、SOAPなどのリクエストも分析することができます。オープンソースの負荷測定ツールとしては、高度な機能を持っており、パラメータの設定を行うことにより、CGI、JSP、サーブレットも測定することができます。その他 、cookieへの対応、多様な分析機能、ランダムアクセス機能などを備えています。
インストール
- 事前設定
- JMeterの最新版の動作にはJ2SDK 1.4以上が必要です。あらかじめ、J2SDK 1.4以上をインストールしておいてください。また、環境変数JAVA_HOMEも設定しておく必要があります。
- ダウンロード
以下のURLから、JMeterの最新版(jakarta-jmeter-1.9.1.zip)をダウンロードします。執筆時点の最新版は1.9.1です。
http://jakarta.apache.org/site/binindex.cgi - インストール
JMeterのインストールはダウンロードしたファイルを解凍し、解凍されたフォルダを任意のフォルダ内に設置すれば終了です。
動作確認
解凍したフォルダ内のbin\jmeter.batをダブルクリックするとJMeterが起動します。以下の画面が表示されるとインストールは成功です。

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