インストール(CentOS環境)
Java SE Development Kit (JDK)はJava SEプラットフォームに対応した開発ツールです。Javaでアプリケーションの開発を行う際の基本機能が装備されています。ここでは、CentOS環境にJDKをインストールする方法について解説します。
- 実行環境
- ・CentOS 6.6
・JDK 1.8.0_40
ダウンロード
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以下のURLにアクセスし、JDKの最新バージョンをダウンロードします。
https://www.oracle.com/jp/java/technologies/javase-downloads.html -
ダウンロード可能なJDKのバージョンが記載されたページが表示されますので、最新のバージョン(記載時点は、Java SE 14)のダウンロードリンクをクリックします。
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JDKのライセンスに関する注意事項と、利用環境ごとのインストールファイルの一覧が表示されたページに遷移します。
ここでは、CentOSの環境で、RPMパッケージのインストール方法を説明しますので、「Linux RPM Package」の項目のリンクをクリックします。
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ライセンス条件を承諾する旨のメッセージが表示されますので、「I reviewed and accept the Oracl Technology Network License Agreement for Oracle Java SE」にチェックを入れ、「Download」ボタンをクリックし、インストールファイルをダウンロードします。
インストール
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ダウンロードしたファイル(ここでは、jdk-14.0.1_linux-x64_bin.rpm)を任意のディレクトリに設置します。
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JDKのインストールを行います。
# rpm -ivh jdk-14.0.1_linux-x64_bin.rpm
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インストールが完了すると「/usr/java」にJDKがインストールされていることが確認できます。
環境変数設定
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JDKを使用するために、環境変数を設定します。
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「~/.bash_profile」に以下の設定を行います。
export JAVA_HOME=/usr/java/jdk-14.0.1 export PATH=$PATH:$HOME/bin:$JAVA_HOME/bin
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「~/.bash_profile」を有効にします。
$ source ~/.bash_profile
動作確認
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「java -version」コマンドを入力し、Javaが正しくインストールされているか確認します。画面にインストールしたjavaのバージョンが表示されれば、インストールの完了です。
$ java -version java version "14.0.1" 2020-04-14 Java(TM) SE Runtime Environment (build 14.0.1+7) Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 14.0.1+7, mixed mode, sharing)source ~/.bash_profile
3Java(JDK)インストール方法(CentOS環境)