Javaに関する様々な情報をご紹介します。

6Administration Tool

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Administration Tool

ここでは、Tomcatで用意されているGUIツール、Administration Toolの概要、使用方法について解説します。

実行環境
  • ・Windows2000 Professional
  • ・Tomcat 5.0.18
  • ・J2SDK 1.4.2_03

概要

Administration ToolはTomcat 4.1.xから導入されたStrutsベースのGUI管理ツールです。server.xml、tomcat-users.xmlの設定ファイルをGUI管理ツールを使用して設定できます。Tomcatの動作設定、コンテキストの追加・変更・削除、ユーザ・ロールの追加・変更・削除などを行うことができます。 Administraion ToolはTomcatをインストールしたサーバのhttp://localhost:8080/admin/index.jspにアクセスすることで利用できます。ユーザ、パスワードはWindows環境であれば、インストール時に設定した値であり、その他の場合はtomcat-users.xml設定ファイルに記述する <user username="admin" password="admin" roles="admin,manager" /> のusernameとpasswordの値になります。

使用例

Administration Toolを使用して、コンテキストを追加する例を解説します。

設定例

コンテキスト名:test1
コンテキストのルートディレクトリ: CATALINA_HOME\webapps\test1
動作確認プログラム:HelloJsp.jsp(現在時刻を表示する)
※ CATALINA_HOMEはTomcatインストールディレクトリを表します。

HelloJsp.jsp

<HTML>
<BODY>
<%= new java.util.Date() %>
</BODY>
</HTML> 

ディレクトリ、ファイル配置構成

ディレクトリ、ファイル配置構成

1. Administration Toolの設定

1-1 設定例に従い、ディレクトリの作成・配置、プログラムの作成・配置を行います。
1-2 Administraion Tool(http://localhost:8080/admin/index.jsp)にアクセスし、ログインします。
Administration_Tool_1
1-3 左フレームのHostを選択し、表示された右フレームのHost Actionsプルダウンメニューの「新しいコンテキストの作成」をクリックします。
Administration_Tool_2
1-4 以下の設定表に従い、右フレームに値を入力します。
Administration_Tool_3

コンテキストプロパティ

プロパティ 内容
クッキー True セッションの判別にcookieを使用するかどうか。
クロスコンテキスト False 他のコンテキストのオブジェクトを参照かのうか。
デバッグレベル 0 ログの生成レベル。数が大きいほどログが詳細になる。
ドキュメントベース E:\ProgramFiles
\Tomcat5.0
\Tomcat 5.0
\webapps\test1
コンテキストのルートディレクトリのパス。
上書き False DefaultContext要素がある場合、その値を上書きするかどうか。
パス /test1 ドキュメントペースにマッピングするURLのパス名。
再ロード可能 False ファイルの内容をチェックし、変更があった場合、自動的にリロードするかどうか。高負荷がかかる。
標準出力・標準エラー出力をログファイルに出力 False 標準出力・標準エラー出力をログファイルに出力するかどうか。
ネームサービスの利用 True JNDIを利用するかどうか。

ローダプロパティ

プロパティ 内容
デバッグレベル 0 ログの生成レベル。数が大きいほどログが詳細になる。
再ロード可能 False ファイルの内容をチェックし、変更があった場合、自動的にリロードするかどうか。高負荷がかかる。

セッションマネージャプロパティ

プロパティ 内容
デバッグレベル 0 ログの生成レベル。数が大きいほどログが詳細になる。
セッションID
イニシャライザ
org.apache.catalina. session.StandardManager セッション管理クラスの指定。
最大有効
セッション数
-1 最大セッション数の指定。-1は無制限。
1-5 「保存」ボタンを押し、「保存成功!」と表示されたら入力値に誤りがないことを表します。その後、「変更を反映」ボタンを押します。変更反映前のserver.xmlが日付が入ったファイル(server.xml.yyyy-mm-dd.hh-mi-ss)にリネイムされ、server.xmlに変更が反映されます。
Administration_Tool_4

2. 動作確認

2-1 Tomcatの再起動を行います。
2-2 新しく作成したコンテキストのJSPプログラム(http://localhost:8080/test1/HelloJsp.jsp)にアクセスします。 以下のように表示されれば正しくコンテキストが作成されています。
Administration_Tool_動作確認

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