Javaに関する様々な情報をご紹介します。

9Webアプリ向け開発手順

Javaに関する様々な情報をご紹介します。

Webアプリ向け開発手順

ここでは、Eclipseを使用してWebアプリケーションを開発する方法を解説します。

実行環境
  • ・Windows8.1 Pro
  • ・JDK 1.8.0_05
  • ・Eclipse 4.4
  • ・Pleiades プラグイン 1.5.0
  • ・Tomcat 8.0.12

アプリケーション開発

1. 動的Webプロジェクトの作成

1-1. 「ファイル」→「新規」→「その他」を選択します。
1-2 次の画面で「Web」→「動的 Web プロジェクト」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
1-3. 新規動的Webプロジェクト画面の「プロジェクト名」に「WebHello」と入力し、「次へ」ボタンを押します。
Eclipse_プロジェクト作成1
1-4. 次画面では、なにも設定せず「次へ」ボタンを押します。
Eclipse_プロジェクト作成2
1-5. コンテキスト・ルートはWebアプリケーションのコンテキスト名です。「WebHello」と入力されていることを確認します。
コンテンツ・ディレクトリーはJavaEEアプリのルートディレクトリを意味します。デフォルトの設定ではWebContentディレクトリ配下にHTML、JSP、WEB-INFなどが作られます。
web.xmlデプロイメント記述子の生成にチェックを入れます。
「完了」ボタンをクリックします。
Eclipse_プロジェクト作成3
1-6. JavaEEパースペクティブを開くかを尋ねるメッセージが表示されますので、「はい」ボタンをクリックします。
1-7. 動的Webプロジェクトが作成されます。WEB-INFディレクトリ、web.xmlファイルなどWebアプリケーションを開発するのに必要なディレクトリ、ファイルが自動生成されているのが確認できます。
Eclipse_プロジェクト作成4
1-8. ビルドパスの設定をします。「WebHello」を右クリックし、「ビルドパス」→「ビルド・パスの構成」をクリックします。
1-9. 「ライブラリ」タグの「外部jar追加」をクリックし、Tomcatのインストールディレクトリ内の「lib」ディレクトリにある「servlet-api.jar」ファイルと「jsp-api.jar」ファイルを外部jarとして設定します。
Eclipse_プロジェクト作成5

2. サーブレットの作成

2-1. JavaEEパースペクティブで表示されるプロジェクト・エクスプローラーで、サーブレットを作成したいプロジェクトを右クリックし、「新規」→「サーブレット」を選択します。
Eclipse_Servlet作成1
2-2. Javaパッケージに「pack」、クラス名に「ShowDateServlet」と入力し、「次へ」ボタンを押します。
Eclipse_Servlet作成2
2-3. 名前に「ShowDate」、URLマッピングに「/ShowDate」と入力します。URLマッピングは該当のServletプログラムにアクセスする際URLに指定する文字列になります。
「完了」ボタンをクリックします。
Eclipse_Servlet作成3
2-4. ShowDateServletプログラムの雛形が作成されます。srcディレクトリ配下に作成されているのが確認できます。
Eclipse_Servlet作成4
2-5. 作成された雛形に具体的なコードを入力します。今回はアクセスすると現在の日付を表示するサーブレットプログラムを作成します。下のサンプルプログラムを記入します(一部、雛形を変更しています)。

サンプルサーブレット

package pack;

import java.io.IOException;
import java.io.PrintWriter;

import javax.servlet.ServletException;
import javax.servlet.annotation.WebServlet;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.http.HttpServletResponse;

/**
* Servlet implementation class ShowDateServlet
*/
@WebServlet(name = "ShowDate", urlPatterns = { "/ShowDate" })
public class ShowDateServlet extends javax.servlet.http.HttpServlet
        implements javax.servlet.Servlet {
    private static final long serialVersionUID = 1L;

    protected void doGet(HttpServletRequest request,
            HttpServletResponse response)
            throws ServletException, IOException {

        response.setContentType("text/html");
        PrintWriter out = response.getWriter();
        out.println("");
        out.println("");
        out.println(new java.util.Date());
        out.println("");
        out.println("");
    }
}

3. JSPの作成

3-1. J2EEパースペクティブで表示されるプロジェクト・エクスプローラーで、JSPを作成したいプロジェクトを右クリックし、「新規」→「JSP」を選択します。
Eclipse_JSP作成1
3-2. 「親フォルダーを入力または選択」が「WebHello/WebContent」になっていることを確認します。「ファイル名」に「ShowDate.jsp」と入力し、「完了」ボタンを押します。
Eclipse_JSP作成2
3-3. ShowDate.jspプログラムの雛形が作成されます。WebContentディレクトリ配下に作成されているのが確認できます。
Eclipse_JSP作成3
3-4. 作られた雛形に具体的なコードを入力します。今回はアクセスすると現在の日付を表示するJSPプログラムを作成します。

サンプルJSP

<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=windows-31j"
        pageEncoding="windows-31j" %>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=windows-31j">
<title>ShowDateJSP</title>
</head>
<body>

<%= new java.util.Date() %>

</body>
</html>

動作確認

  1. 動作確認を行いたいプロジェクトを右クリックし、「実行」→「サーバーで実行」を選択します。
  2. あらかじめアプリケーションサーバを登録している場合は、「既存のサーバーを選択」を選択します。「このプロジェクトを実行するときは常にこのサーバーを使用」にチェックを入れます。
    「終了」ボタンをクリックすると、選択したアプリケーションサーバが起動します。
    Eclipse_動作確認1
  3. アプリケーションサーバが起動すると、内部Webブラウザが起動します。アドレスバーにURLを入力し、サーブレット、JSPが正常に動作することを確認してください。現在の日付が表示されれば正常に動作しています。Tomcatがローカルサーバで起動している場合は以下のURLにアクセスします。
    サーブレット: http://localhost:8080/WebHello/ShowDatebr
    JSP: http://localhost:8080/WebHello/ShowDate.jsp

    下図はサーブレットを実行した例です(内部Webブラウザが起動しない場合は、ツールバーの地球儀のアイコンをクリックします)。
    Eclipse_動作確認2
  4. 動作確認後、サーバービューの停止アイコンをクリックし、Tomcatを停止します。
    Eclipse_動作確認3

WARファイルの作成

WARファイルはWebアプリケーションに必要なHTML、JSP、classなどのファイルを一まとまりにまとめたもので、主にWebアプリをアプリケーションサーバに配置する際に使用します。WARファイルをアプリケーションサーバの所定の位置に配置することで(Tomcatの場合は、$CATALINA_HOME\webapps)、WARファイルが自動展開され、Webアプリを実行可能な状態にすることができます。
Eclipseでは、WARファイルを簡単に作成することができます。

  1. WARファイルの作成を行いたいプロジェクトを右クリックし、「エクスポート」→「WARファイル」を選択します。
  2. 「Webプロジェクト」にWARファイルを作成したいプロジェクト、「宛先」にエクスポート先とWARファイル名(自動展開されることを考え、コンテキスト名と同一にします)を入力し、「完了」ボタンをクリックします。
    エクスポートが行われ、WARファイルが作成されます。
    Eclipse_WARファイルの作成

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